フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
François de La Rochefoucauld, 1613-1680
モラリスト(人間探究家)。パリ生まれ。名門貴族の家系に生まれ、若いころは軍人として活躍。恋に駆られてリシュリューやマザランに反旗を翻すが、敗北する。夢破れて引退後、辛辣な人間観察の書『箴言と考察(マクシム)』(1665)を発表。あらゆる人間の行動を自己愛に還元し、恋愛や友情・同情などを寸鉄人を刺す表現で手厳しく批判した。
(『読んで旅する世界の歴史と文化 フランス』新潮社)
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