ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ Jean de La Fontaine, 1621-1695
フランスの詩人。シャンパーニュ地方シャトー=ティエリ生まれ。フーケやオルレアン公夫人など時の有力者の庇護を受けた文人。フランスでは子供の頃から皆が親しんでいる『寓話(詩で書かれた寓話選)』(第I話 1668; 第II話 1678; 第III話 1694)の作者。有名な「蝉と蟻」や「狼と子羊」など、動物たちの姿に託して、人間のさまざまな感情を的確に描き出し、自然への従順と中庸のモラルを説いた。
(『読んで旅する世界の歴史と文化 フランス』新潮社)
0 件のコメント:
コメントを投稿