レーモン・クノー Raymond Queneau, 1903-1976
フランスの小説家、詩人。ル・アーブル生まれ。パリ大学に学ぶ 。ポーランとともに「N.R.F.」誌の編集主幹を努める一方、伝統的な表現形式を根幹から揺さぶる詩や小説を制作。ささいな出来事を99種類の文体で書き分けた『文体練習』(1947)、発音どおりに表記したり、卑語や俗語を多用した小説『地下鉄のザジ』(1959)など、多彩な言語的パフォーマンスを展開した。
(『読んで旅する世界の歴史と文化 フランス』新潮社)
〔主な作品〕
- 『はまむぎ』(1933)
- 『文体練習』(1947)
- 『地下鉄のザジ』(1959)
- 『百兆の詩篇』(1961)
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